ヒルサイド・アヴェニュー
in 雄物川
〜川の魅力を感じてみよう〜
2000.9.9(土)

雄物川は秋田県を代表する川です。
山形県との県境にある標高920mの大仙山が源流の雄物川は
米どころ横手盆地をうるおし、秋田市で日本海に注ぎ込む
全長133kmの 流れの比較的おだやかな川。
役内川、皆瀬川、玉川、岩見川など支流160余りと合流し、
流域面積は4市20町7村で秋田県全体の約40%を占めています。
おいしい米「あきたこまち」と秋田美人を育て、
全国に名だたる秋田銘酒、秋田民謡などを生み出した恵みの川として、
そこに住む人々に うるおいを与え続けているんですね。
また、雄物川は豊かな河川空間を利用し、水遊びやスポーツ、
憩いの場として多くの人々に利用されています。

BIG RUN オープニングセレモニーで「一緒に最後までがんばりましょ!」と挨拶
1999年2月、湯沢市から大曲市までの雄物川 約60km区間が
日本で初めて 国際カヌークルージング場として
米国のカヌー団体から認定されました。
それをきっかけに 毎年開かれるようになったイベント、今年は
「BIG RUN カヌークルージング雄物川2000」
に参加させてもらい、雄物川の豊かな自然を楽しみながら
川下りという貴重な体験をした小川、大感激でした!

FM秋田の工藤由佳子アナと いざ出陣!がんばるぞぉ〜の図
2人とも これから25km3時間半 ひたすらカヌーを漕ぎ続けるという
行程が待ち受けているとは この時は知る由もない。。。

小川は カヌーの第一人者の(アメリカNY在住)中西さんと乗り込み、
まずはパドルを使う練習です。へへん、奄美大島でも乗ってるし、
どうだぃ〜〜 上手いもんよぉ〜。

おっかなびっくりの一番手前はヒルアヴェ水曜日担当ディレクターの倉科貴彦
おおよそ、普段はアウトドアとは無縁の彼も、工藤アナと
ひとつのカヌーに乗り込んで 頑張りました!
十文字町にある雄物川の支流、皆瀬川河川敷白鳥飛来地を 9月9日の正午過ぎにスタート!
今年BIG RUNに参加したのは、秋田県内を中心に、青森、東京、長野などの52チーム、約100人。

カヤック型の一人乗り・二人乗り、
アルミ製やハンドメイドの木製のインディアンカヌーと 色々な舟があります。
(この構図 ノーマン・ロックウェルの絵のようだと思いません?)

地元の参加のかたと ここは余裕の笑顔!
足下は 腰まですっぽり包むオールインワン型長靴。
これが後半の悪天候に非常に役立ちました!
水面と同じ目の高さで川の中から見つめる辺りの自然は
陸地からは絶対味わえない素晴らしい世界。人生観が変わる思いでした。

山紫水明、水清く、緑濃く、空にトンビがピ〜ヒョロロ。
漕いでる川のせせらぎは ピチャピチャ さらさら ぎ〜こぎこ
虫の声がチンチロリン、、、静かな静かな水面に届いてくるのは
人の営みとは無縁の 自然の声だけ。
ねじれていた ”自分”が 徐々に 元に戻っていくのを感じます。
途中、あっちこっちで「沈!(ちん:沈没することをこー言うのね)」
ちょっとバランスを崩したり、
早い流れに翻弄されて ひっくり返るカヌー 多数。
もっとも水深2〜30cmから1〜2mの浅さなので危険は少ないのですが、
3回沈!したという つわもの(?)もいらっしゃいましたぁ。
小川号は ほれ、その道のプロヘッショナルがご一緒なので、
浅瀬に乗り上げてみんな歩いているときでも、極力おりないで行けるよう
コース取りをしてくれて ありがたや。。。
中西さんに アメリカ大陸のあちらこちらの川で体験した
ユニークで興味深いお話を聞きながら、
とっても気持ちよくクルージングを続けていたのですが、
おや、、、途中から雲行きが怪しくなり、、、
ついに とうとう 土砂降りの雨が降り出した!
こうなると、回りの景色を楽しむ、、という心の余裕はなくなるわね。
”忍”の一文字で自分との戦い。
でもね。
一緒に乗っていたカヌーイストの中西さんは 一言。
「もこさん、じっと川の水面を見てごらん。数え切れない真珠の粒が見えるよ。」
えぇっっっっ???
わぁ・・・・ほんとだぁ。
激しい雨が 川の表面にぶつかって 白く輝く 無数の真珠の粒達。
首に巻き付けるどんな大粒の真珠より、それはそれは豪華で贅沢な体験でした。
こんな美しいもの あなたは見たこと ありますか。。。
晴れた日のカヌークルージングも楽しいだろうけれど、雨の日には雨の日の
楽しみ方があるんだよ。それを受け止める 目と耳と心を持ちたいね。
そんな中、大きな横断幕を岸壁に発見!
「歓迎!BIG RUN
2000 小川もこさん」
とピンクの文字がくっきりと描かれた白い大きな幕。
その上には ざんざん降りの雨の下、傘を差して たくさんの町の皆さんが
こちらに手をふってくれているではあ〜りませんか?!
感激の涙が ほとばしり出る私。
あったかいなぁ、嬉しいなぁ、、、、!!!
”羽後町鵜の巣”の皆さん、ほんとにほんとにありがとね。
雄物川合流地点の羽後町鵜の巣が休憩場所。
そこには鮎の塩焼き、あったかい飲み物、甘いお菓子などが用意してあって、
聞けば、給仕して下さったのは、ボランティアの町民の皆さん。
なんて有り難い 心遣いでしょう。

川にプカプカ浮かんでいたのを拾ってきた黄色いキュウリ(?ズッキーニ?ゴーヤ?なんだろ??)
を手に 休憩所のテントの中で 必死のポーズのずぶ濡れ小川
エネルギーを充填して、あと一踏ん張り。再び 休憩所を後にして、雨のなか、漕ぎ出す面々。
無事、全員が 一日目のゴール、雄物川町の雄物川河川公園に到着しました。
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、カヌークルージングに関する問い合わせ先
湯沢カヌークルージング協会 bigsmile@yutopia.or.jp
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ふぅ〜〜〜〜。。。おつかれさまぁ。
陸に上がったカッパ、全身濡れ鼠の水もしたたるいい女!っぷりを写真に撮ろうとする
応援部隊のもこりすと諸氏に「いやん、写さないでぇ〜〜」とお願いしつつ、
「腰まで長靴」を脱いで 汗を流しに三吉山荘の温泉へ。
硫黄泉のボコボコ泡立つジャグジーで気持ちいい〜〜!
そうして 夜の部、美味しい”芋の子汁”や稲庭うどん、メキシコ料理のタコスなど、
手作りの料理を野外で御馳走になったあと、シンポジウムへ。

小川がコーディネーターとなって、この夜のパネルディスカッションは鳥海山を囲む3つの川を
それぞれのエキスパートがパネラーとなって 魅力と問題点、解決策を挙げてくれました。
小川 矢野さん 木谷さん 鈴木さん 大友さん

司会のかた
パネラー:
○雄物川代表 矢野絹子(やの きぬこ)さん
・雄物川町在住 ・建設省河川愛護モニター
手作りの河川愛護、地域住民による河川愛護を唱えてくれました。
○子吉川代表 木谷豊四(きや とよし)さん
・本荘市子吉川をきれいにする会会長 ・秋田県自然保護指導員/同自然観察指導員
「水質」の観点から 川を語ってくれました。
○最上川代表 鈴木富士雄(すずき ふじお)さん
・最上峡芭蕉ライン観光(株)取締役社長 ・山形県観光審議委員
観光の観点から最上川を語ってくれました。
○ 環鳥海地域づくり研究会 大友佳寿(おおとも よしひさ)さん
・環鳥海地域づくり研究会会長・(社)湯沢青年会議所理事長
「皆で手を繋いだまちおこし」の観点から 本も出版した話を披露
それぞれの川自慢もいいもんだったよ。ゴミが減らない、水質汚濁、、、川の持つ問題の解決策は、その地域にすむ人が「川」を自分たちの”大事な財産”と認識するところからはじまるんだろうね。
準備から当日のケアと一所懸命だった主催者のかたがた、その熱い想いが伝わってくる 嵐の夜でした。
そう、終わった直後から ゴロピカドンドン!激しいカミナリ、風、雨、、、、。
悪天候の中、最後まで真剣に聴いてくださっていた 皆さん。ありがとう。
テントでキャンプしていた皆さん、大丈夫だったかなぁ。
翌日の BIG RUN 2000第2日目は 川が増水したため、予定より距離を短くして、全員無事ゴールしたそうです。よかった、よかった!
ヒルサイド・アヴェニューでの放送は 9月21日(木)13:00〜15:55
どうぞ 聞きながら、川の魅力、自然の大切さ、一緒に感じてくださいね。