YAJIKITA in シンガポール

「YAJIKITA on the road」
第1回、第2回 シンガポール編

取材日 2002/9/9~13

1.シンガポールだけの味フィッシュ・ヘッド・カレー

やじきた オンザロード 第一回目は、シンガポールを旅しています。

★このシンガポールという国は、元々イギリスの植民地だった事もあって、アジアにありながら、欧米文化がストレートに入ってきた国。また、イスラム系のマレー人、ヒンドゥー教徒のインド人、仏教徒の中国人が、それぞれを尊重しあいながら生活しています。言うなれば いろんな人種や宗教を持つ人たちが、一緒に仲良く暮らしている国。アラブストリート、リトルインディア、チャイナタウンもあって、それぞれ特徴ある雰囲気をかもし出しているのです。
★私は、インドの風を 直に感じたくて リトルインディアに行ってきました。
そこは 近代的な高層ビルのシンガポールとは一変。サリーをまとった女性が歩いていて、香辛料の香りが漂う、エキゾチックな雰囲気に包まれていたのでした。
★さぁ インド人の食文化と言えば…、カレー!!でも、本場のインドにはない、
シンガポールに移住したインド人の間でだけで食べられていると言う、すごいカレーを発見。
そして、そのカレーは実在した!!
その名も、「フィッシュ・ヘッド・カレー」!!
日本語に訳すと、魚の頭カレー!!(まんまやんけ~) インド人もビックリ~♪


「フィッシュ・ヘッド・カレー」に挑戦!
ってんで やってきましたインド人街の「MUTHU'S CURRY」
改装したばかりで 実に清潔♪きれいな店です



なんだかファースト・フード店を思わせるようなカウンターには



うまそ~~~~ぅ♪なカレーや総菜が整然と並んでおりまする



え"っ!!!これですかい?! こんなでっかい魚の頭がゴロンと入ってるカレーっっ、、、
ちょっと自信無くなってきた



バナナの葉っぱの上にご飯とカレー、付け合わせの野菜などを綺麗によそってくれてます



それでは やはりインド式に スプーンは使わず右手の指で いっただ~きま~~す♪



おっっっっっ?!こ、これは!!!



実にうまいっでござる!!!
ねぇねえ 早くみんなも食べてぇ~~!っとスタッフに勧めまくる小川
オクラやタケノコや ジャガイモや けっこう具だくさんで
辛いけど こくがあって ほんとに美味しい



シンガポールに行ったら まずは この「フィッシュヘッド・カレー」あなたも食べましょう♪
インド本国では こーゆー食べ方はいたしませんので。シンガポールだけの味なのよん



壁には創始者のムトゥーさんの写真が。 今のご主人、、苦み走った良い男です



店内を走り回ってた お子と一緒に ムトゥーズ・カレーの店の前で
インタビューの最後に「シンガポールは好きですか?」と質問したら
「忙しすぎてあまりエンジョイできないから、、」と答えたご主人
たまには ご家族でゆっくり過ごしてくださいね

2,アクティブに楽しむ♪ダック・ツアー/ナイト・サファリ

有名な「ラッフルズホテル」や「セントアンドリューズ教会」がある、
“シティ”と呼ばれている場所に行きました。
ここの一角に、「サンテック・シティ・モール」という、
大きなショッピングモールがあります。
5つの高層ビルからなるこのショッピングモールには、
意外な事実が隠されていた。。。それは何かと言うと…、風水学!!
そう、このショッピングモールは、風水を元に設計されていたんです。
シンガポールは7割以上が中国系住民なので、
意外と風水を気にする人が多いみたいなのね…。
この「サンテック・シティ・モール」から、
とっても楽しいツアーが出ていました
それが!「シンガポール・ダックツアー



でっかいタイヤの上に なぜか船の形の車体が。。。
今年6月に始まったばっかりの観光ツアーです。
まだ4ヶ月しか経っていない、まさに、ニューアトラクション!!
だから、まだ日本のガイドブックには載っていませんよ~ ここでいち早くご紹介♪



こんなルートで廻ります。
ベトナム戦争で使われていた水陸両用車の平和利用。



前から見たら完全に船、、、ですね♪ガァガァ



後ろにスクリューがついている、、、、!

まず、車の状態で市街を観光します



観光案内する中国系の彼は ウルフマン・ジャック真っ青のまくし立てるDJを展開!
もう~~~~ウルサイほどに激しくのべつまくなしに ガァガァ♪乗せ上手です。
何度も車内は 大爆笑となりました。
この日、満員で乗り合わせたのはカナダ、オーストラリア、イギリスから来た観光客と我々。
彼の言動から どうやら、日本のことを あまり好きではないとみた。。。
まぁ色々な歴史があるからねぇ、、、

さて。
もう何がすごいかって、それは、私のレポートを聴いて頂ければおわかりのように、
興奮のポイントで そりゃ~もう大騒ぎ!ガァ、ガァ!!



前に広がる景色がさ。まず 普通の道路だよね



綺麗な公園の中を ずんずん進んでいくと思ったら やおら水中へ!
この瞬間が こわ~~い!でも楽しい~~~!♪



あっというまに水面を滑る あ~~ ザァ~~ブザァ~~ブ♪
なんで車が浮かんでいるんでしょう???わからないけど ら~くちんちん



沿岸の景色も いと美し  アンニュイに思いを巡らせたりして。
水陸両用車で行く「シンガポール・ダックツアー」
1時間半楽しめて料金は2300円ぐらい。是非あなたも どうぞ

****

この国には、意表を付いたアトラクションがいっぱいあります。
例えば、有名な「ナイトサファリ」もその1つ。



世界でも珍しい、夜だけしかオープンしない動物園で、
南米・アフリカ・アジアなどに生息している、
およそ1000頭の夜行性の動物を、歩いたり、トラムに乗って見て回るものです。



ナイトサファリが始まるまで まずは園内のレストランで夕食を。
遠路はるばる来てくれたリスナーの皆々さまと ここで乾杯!

そして まずはゆっくり(といっても30分ほど)歩いて観ることのできるエリアを散策。
小動物達を 手を伸ばせば届くところで観察しているうちに とっぷり夜も暮れてきました。

さぁ メインイベントです。
我々も動物を見るトラムに乗りました。
トラムとは壁が無い連結車両トラック。なので、すぐ横にバクがやって来たりするんです♪
(夜の闇の中、しずしずと進むトラム。撮影禁止なので、写真はありません。。。)

他にも、アジアライオン、サイ、キリン、馬、世界の四大珍獣の1つ“ボンゴ”や、
バンビのモデルにもなった“アクシスジカ”も肉眼ですぐそばで観察。
普段なかなか見られない夜行性の動物たちの
意外に活発な姿を見られる、、と聞いていたのですが
やっぱりライオンは    寝ていた…。



トラムから降りての感想をレポート中
日本語ガイドさんがちゃんとつきます。
それはそれは流暢な流れる水のごとく淀みのない説明は 完璧。
おなじ喋りをなりわいとしている者として
嫉妬を覚えるほどの素晴らしさでありました。が、
あまりの日本人観光客の多さからか トラムが3両連結。
前のほうと後ろのほうでは時差が生じてしまい、
どれを言っているのか わからなくなります。
さらに。
小川はトラムの位置取りを間違えたのでござるな
進行方向に向かって4人掛けになってる一番左に座ってしまったのだが、
見どころは 右側に集中してます。で、説明を聞いても
「えっどこどこ???」と探しているうちに トラムは行き過ぎ
あら、、見えなかった、、、ってのが何回も。
その悔しさを 語ってます

でも、氏家Dに言わせれば
小川は 注意力散漫か鳥目なんだ、、と。
たしかに、、、。

3.これぞグルメな屋台村!ニュートン・サーカス

今回シンガポールを訪ねるにあたり、ここに仕事で赴任し5年間住んでいた我が弟に「美味しいとこはどこ?」と聞いたら、こんなメールが返ってきたのでした。

1.ペーパーチキン
チキンを油紙のような紙で揚げたものです。シンガポールでしか食べられません。場所はコンコルド・ホテルの側です。(店の名前は忘れてしまった。)ちょっと見た目は汚い店ですが、アパートの1階にあり
(シンガポールではこういう店が多い)高級レストランとは違った雰囲気が味わえます。フカヒレと卵を炒めたものをレタスにくるんで食べる料理もありますが、これもビールにピッタリ。お勧めです。
JALのスッチーとパイロットなどが良く来ることでも有名。

2.チキンライス
Novina(ノビナ)と言うところに、これまた少し汚い店構えですが、最高に美味しいチキンライス(チキンのだしで焚いたご飯に蒸し鳥が乗っているもの)を食べさせてくれる店があります。ノビナの交差点から歩いて5分ほど。場所は現地の人にでも聞いて下さい。

3.北京ダック
せっかく中華の美味しい国に行くのですから、一度ぐらいは高級料理も食べましょう。Chijims(チャイムズ:シンガポールのTAXI運転手は必ず判る)にLai Garden(レイ・ガーデン)という高級中華料理店がありますから、そこで本場の北京ダックを食べてみて下さい。冬瓜のスープなどもお勧め。

4.シーフード
空港から市内に行く高速道路(ECPという)の左側にどでかいシーフードセンターがあります。活きたロブスターとか蟹とか魚が生けすのなかにいますので好きなものを選んで、好きなように(蒸す・煮る・焼く)調理してくれます。でもここはどっちかというと観光客向け。地元の人はまず行きません。
お勧めは、Boat Quay(ボート・キー)という場所。川沿いに洒落た店がズラリと並んでいて、非常にムードのある良いところですが、UOB Plaza側から
入って5~6軒目あたりに中華料理屋があります。ここで食べる「蒸しエビ」は最高です。蟹の全面に黒胡椒が塗ってあるブラック・ペッパー・クラブや辛くて甘い・・・Hot & Sour Soupとともにお楽しみ下さい。尚、ボート・キーは必ず夕方~夜行くこと。昼は全然ムードがない。治安は東京に比べれば余程
安全。

5.イタリアン
オーチャードからタクシーで5分から10分ぐらいいったところで、「Holland Village」(ホランド・ビレッジ)というところがあります。ここは、割と洒落た店が集まる場所として人気があります。
このホランド・ビレッジの脇に、「Jalan Mera Saga」(ジャラン・メラサガ)という小道があり、ここに美味しいイタリアンレストランが4軒ぐらいならんでいます。少し坂道になったところで、坂の一番奥(一方通行の道路で一番奥)のレストランが何を食べてもおいしかったのを覚えています。(メラサガという白いアパートの真向かい。ちなみに私はここに住んでいた。)中華も良いですがまあ、飽きたときには、イタ飯にワインでも如何でしょうか。行動としては夕方ここでイタ飯を食べてホランド・ビレッジを歩きまわって、小物・雑貨系の店なども見て回るというのが良いでしょう。

6.インド料理
インドカレー(これがあまり辛くなくて、ナンに付けて食べると美味い)の最高に美味い店があるのですが、場所はTanjon Pagar(タンジョン・パガー)というところにあります。これ以上場所は思い出せない。ごめんなさい。タンドリー・チキンも美味いのですが。


ふむふむ。。。よーするに なんでも美味しいのであるなぁ、、と 全てに行きたい気持ちを抑えつつ、まずは ここへ繰り出しました。


各店の前に新鮮な魚介類が氷の上に置かれています。ワクワク!
シンガポールにはこのような“ホーカーズ”という、小さなお店が集まってできた、安くて気軽に食事が出来る屋台村が いたるところにいっぱいあります。
チキンライスやホッケンミーなどのローカルフードが味わえるのね。初日の夕食はここで取るぞぉ~~~とやってきたのは ブキティマロードのニュートンサーカス


法律が厳しいシンガポールの屋台は 移動型から固定型に変えて存続を図りました。
ここニュートン・サーカスは昔の屋台
全部でなんと89件を一箇所に集め、屋台村にしたところです。
観光客向け屋台街として再生もので、厨房が付いていて、
屋台といっても移動は出来ません。
フードコートスタイルで 店と店との間は共用。
だから 客は 好きな店から買ってきて あいている席を自由に選べるのです。
ニュートンサーカスの店はタイ料理、中華料理系が多いですが、
カレーなどのインド料理や、お隣マレーシア料理のサテー(焼き鳥)となんでもござれ。

 

まずはインド風お好み焼きからトライ!



挽肉が入ってます。左のカレー味ソースを付けて食べます。いきなり美味♪



続いて《フライド・ホッケン・ミー》「シンガポール風海鮮焼きソバ」ですな



こんなチャーシュー載っけも



初めて食べた 噂のチキンライス!
これも充分に美味しかったのだが、実はさらなる最終兵器が

これぞグルメ 番外編!
大お奨めの チキンライス!

さて、弟のメール

「チキンライス Novina(ノビナ)と言うところに、これまた少し汚い店構えですが、最高に美味しいチキンライス(チキンのだしで焚いたご飯に蒸し鳥が乗っているもの)を食べさせてくれる店があります。ノビナの交差点から歩いて5分ほど。場所は現地の人にでも聞いて下さい。」

これだけを手がかりに 現地在住の佐藤くん(元ハロー・シンガポールDJ 元サンディ所属のDJ!!)に聞いたら 即答で「そこ!僕もお奨め!!是非、一緒に行きましょう」ってんで、ヒルアヴェ生放送終了後 行ったんですねぇ~~~

いやいや 最高の味。今回のシンガポールで食べたものは どれも日本人の口によく合う味付けで美味しかったのだが、中でもこれが文句なくナンバーワン!美味かったっす。

威南記鶏飯餐室 Wee Nam Kee Hainanese Chicken Rice & Restaurant
お店の名前は「ウィー・ナム・キー」と読みます。
チキンライスとは
ケチャップ味ピラフのことではありません!
シンガポールの名物料理チキンライスは、茹でた、焼いたりしたチキンを切り、これにチキンからとったスープで炊いたライスを添えて出すという料理です。
ローストとスチームが選べます。両方を盛ってもらいました。スチームは蒸した本来の味。チキン自体がやわらかくてジューシーで、、、、あぁ思い出しても よだれが、、、
ローストは 皮がパリっと香ばしくて またまた美味しい♪つけて食べるチリソースがまた絶品。
パクチーの香りも この料理で大好きになりました!
ライスも、パサパサしていなくて、だし汁で、しっかり炊きこんであります。
今のシンガポールの政策のひとつ「野菜をもっと食べましょう」♪
なんだか 幼稚園の標語のようですが、国民が こぞって実践するところが この国の良いところ。
で、付け合わせの青菜も こんな天こ盛りに。勿論 美味しい。


この店を案内してくれた佐藤くん
DJを卒業したあと、アジアからヨーロッパを放浪の旅してきた強者。
某所では追いはぎに遭って みぐるみ剥がれ、命からがら逃げ出したとか。

日本で会っていたころより とっても逞しく頼もしくなっていました。
これからは 達者な語学力を活かして
お隣マレーシアのクアラ・ルンプールで仕事をするそうです。
ファイト~~!佐藤くん。
シンガポールのチキンライスは だいたい「海南風」となってます。
この料理はもともと中国の海南地方の料理で、海南出身者によってシンガポールに伝わったからとか。

他にも 濃いソースの広東風のものもあるそうですが、次回はそれにチャレンジ、、、と思いつつも 絶対もう一度ここに行きたい!

威南記鶏飯餐室 Wee Nam Kee Hainanese Chicken Rice & Restaurant
住所 275, Thomson Road, #01-09 Novena Ville, Singapore 307645
Novena Squareという建物のそば MRTのNovena駅の近く
隣もチキンライスのレストランですが、味は全く違う。。。間違えないように...
営業時間10:00 AM~2:00AM(旧正月を除き、年中無休)
何時行っても結構混んでるようですが、我々が行った4時頃はラッキー♪なことに空いていました。
昼時を外していくのが賢明かも。



ヒルアヴェ生放送終了後、チキンライスを食べ、そのあとクラーク・キーにてリバークルーズ後、リスナーのみんな&シンガポールFM局スタッフの皆々さまと 中華料理を食べました。
食後に 記念の写真を撮りましょか、、の一枚 川沿いのライトアップは とても綺麗。


うすいしょうこ嬢 ハロー・シンガポール社長森さん 佐藤くん 小川 立川マネ
さらに。。。
弟のメールにあったこの部分

「夜のシンガポール」を見たければ、オーチャードの裏手にある「Cappage Plaza」(カッページ・プラザ)の中に怪しげな飲み屋や食べ物屋、焼き鳥屋、ラーメン屋などが密集していますので行ってみても良いかも。私が週1~2回は出没していたところです。」

に惹かれ、繰り出しましたよん♪カッページ・プラザ
あ~~ぁ、いなカッページ♪などと唄いながら。。。




たしかに日本人が多い~~!
一見して商社マンとわかる企業戦士たちが しばしの休息。

働くお父さんが 羽を休める図というのは
古今東西 いずこも同じふぜいが漂いますことよなぁ



さらに その後 DJフランシスが パブに連れていってくれました
ちょっとラッフルズ・ホテルのような外観です



ワンショットで ぐわしぐわし飲みつつ、
シングリッシュ&ジャパニーズちゃんぽんで
色々な話に花咲かせ、シンガポール最後の夜は更けていくのであった。。。

ってぇ このあとさらに、バクティー(ヒルアヴェinマレーシア報告参照のこと)を食べにいった我々の胃腸こそ 褒められるべきである。

以上。

                         
食器は 発泡スチロール。ちょっとチープな印象。でも衛生面の心配がすくなくて良いかもね。とにかくニュートンサーカス全体が とても清潔です。

そのぶん、屋台の持っていた あの猥雑で活気あふれる風情が失われてしまったような気もするのですが。。。

加えて ガイドブックを見ると 「観光客向けなので、屋台にしては高い」とあります。
とりあえず、ワイワイとホーカーズの雰囲気を味わうには最初に訪れる価値あり、、かな。


一番おいしかったワタリガニのチリソース
さっきまで生きていてカニバーサミー(アニバーサリーと似てる!)を
ワシワシ動かしていたあの子が、、、こんなに美味しく変身!
このカニ、味噌の味 忘れられません。

こういった「ホーカーズ」はシンガポールの人々の食生活を支えている頼もしい存在です。
なぜなら、、シンガポールの女性は高学歴で仕事も要職につき、
いきおい家庭も共働きが多いのです。
家で食事を作る機会が少ない。
そんな人々にとって、「ホーカーズ」はまさに、台所的存在。
合理的。 日本の主婦には うらやましい食文化でありますな。

4.泊まってみたいシャングリラ・ホテル



高い天井 ロビーからして広々と開放感があふれてます



ネパールの奥地の桃源郷「シャングリラ」を描いた小説からつけたホテルの名前、、
ということで、ホテルのドアマンも ネパール風のコスチュームです



部屋に入ると ウェルカムフルーツとチョコが♪ちょこっと いやとっても嬉しい心配り



ビジネスマン向けのタワー棟の部屋
日本の電化製品用コンセントもあり、インターネット接続もスムーズ
さらにLANカード使用で高速接続も可能!室内は 充分リッチな雰囲気ですが
ビレッジ棟は さらにゆったりとしたスペースで 国賓、政府要人などが常宿としています



バスルームも充実



着衣のモコが ご案内
足下にあるのは浴衣!海外では滅多にないサービスですね



国賓の方々が宿泊する側のダイニングルーム ちょっと座らせてもらいました
小泉首相も ここでお食事をとられたのですねぇ



ビレッジ棟のお部屋 落ち着いた家具調度類



ホテルのプールも広々としています
パックツアーなど利用すると 意外とリーズナブルに泊まれます
今度シンガポールに旅するときは 宿指定することをお奨めしますよ

5.大人のデート場所 ボート・キー/クラーク・キー

取材初日の夜、小川はYAJIKITAスタッフと別れてボート・キーへ繰り出しました
実は小川が制作&進行役を務めているジャズ番組「MO' Cool Jazz」が
ここシンガポールでも放送されているのです。シンガポールジャズ事情の取材を兼ねて
人気のジャズクラブを覗いてみよう!と思い立ったのです



シンガポール川沿いに数々の店が建ち並ぶ「ボート・キー」昼間歩くのも良いけれど
やっぱり夜が最高 レストランやバーが軒を並べ そぞろ歩きの足も浮かれてきます



そのボート・キーの入り口にあるのが 人気のジャズスポット「Harry's Bar」でした





ベースのおじちゃんは遅刻してきましたが悠々自適
ボーカルはMs.Mandy Gainesが迫力の歌唱を聴かせてくれました



ピアニストは 東洋系のかた 後ろでサッチモの絵が微笑んでます



この店のハウスバンドChroma Zoneリーダーリック・スミス氏へのインタビューも、
ハロー・シンガポールのディレクター斎藤さんにコーディネートしていていただいて無事終了。
この模様は 9月末に放送のMO’ Cool Jazz にて
山形、徳島、シンガポールの皆さんにお届けしました。
リックさんに Chroma ZoneのライブCDを頂戴し 今、CDを聴きながら、
ボートキーのジャズクラブ「Harry's Bar」の活気ある雰囲気を思い出しています。
ハリーズ・バーは開店10周年。
こんな暑い南国でジャズが愛され、聴かれ、唄われているのにも感激です。
これから もっともっと気合いを入れて 番組つくっていかなきゃね。

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かわって昼間の姿を観てもらいましょう
こちらはClarkeQuay クラーク・キーまるでディズニーランドかハウステンボスのような
カラフルで美しい おとぎの国チックな建物が 川沿いにずっと並んでいます









この船に乗ってクルージング
クラークキーから出発して近代高層ビルを見上げながら
引っ越したばかりのマーライオンの近くまで行きました

6.ラッフルズ・ホテルでシンガポールスリングを...



シンガポールスリング...
シンガポールの名門 ラッフルズホテルで作られたカクテルです。

甘口の、でもさっぱりした味わいの、女性に人気のカクテルで
「スリング」とは、飲みこむという意味のドイツ語が語源とか。
美しい赤い色が、シンガポールの夕陽を連想させます。
さぁ、、、夕陽を 飲みこむべく ラッフルズへ レッツラ・ゴー♪


あのサマセット・モームがこよなく愛した 東洋の貴婦人 ラッフルズホテル。
ここは1826年に建てられた女子寮だったものを、
1887年アルメニアの商人サーキース兄弟がホテルとしてオープンさせました。
ラッフルズというのはシンガポールをイギリスの植民地にするきっかけを作った、、
いや、シンガポールの国の基礎を築いた
英国人スタンフォード・ラッフルズ卿にちなんで命名されてます。
海岸に面して建てられたこのホテル
(今は埋め立てによって、面していたはずの海は遠くへ行ってしまいましたが!)、
ヨーロッパの上流階級の社交場として栄えました。滞在した有名人も数知れず。
チャップリン、ヘルマン・ヘッセ、ケネディ・・・。
なかでも、サマーセット・モームは滞在中に名作を数々書き上げたことで有名。
彼のお気に入りの部屋はサマセット・スイートとして、今も残っているんですねぇ。
いつか 泊まってみたい。
近年 休業して大改修をおこなったそうですが、ちゃんと古き良き風情を残しています。
シャングリラホテルとは違った意味で 贅を尽くしている。。。



で、リスナーの有志の皆様を引き連れて やってきたのは
ラッフルズホテルのロングバー
シンガポールスリング発祥のバーとして あまりにも有名ですねぇ。
全員が お定まりのシンガポールスリングをオーダーする中、一人が
ここのビールジョッキはロングなのよぉ~と
生ビールを注文したら、普通のがでてきてがっかり。
で、「ロングビール!」と再び頼んだら 来ましたよぉ~こんなのが。



ビールは人が頼んだものなのに、嬉しげに
思わず両手にアルコール♪もこ ご満悦~~



この「ロングバー」名物、実はシンガポールスリング&ロングビールだけじゃない!
ご覧の通りの、ピーナッツ殻の床に投げ捨て
バーの席に座ると もうそこには 殻付きピーナッツ(落花生)が
こんもりと盛って置いてあります。
飲み物が来る前に おそるおそるパリっと殻を破って口に運んでみると、、、
♪あらっ?!美味しい。
日本で馴染みのものより小さくてカラッと煎ってある感じ。
で、問題は そっからだ。その殻だ! おそるおそる、床にポイッとしてみる。
あぁ、、、シンガポールの街は ゴミのポイ捨ては罰金!なのに、
こんなふうに 食べてはなげ、食べては投げ、、、
ものすごぉ~~く 背徳的気分になるのですが、外で出来ないことを ここだけでする。
なんだか 違う意味のリッチ感覚で 次第に快感に。
やってはいけない(んじゃないかって感じる)ことをする、、、って
なんで気持ちイイんでしょ。
いかんいかん、、、ここだけ。ここだけぇ。。。



天井にご注目。南洋風の「うちわ」がぶら下がってますが、これが
オートマチックに全部いっせいに左右に揺れてます。
そのシステムは スターものまね王座決定戦で
1人で大勢を演じるべく左右の人形を動かしてるシステム。
(わっかるっかなぁ~~?この説明。。)
コミックショーのごとく、わっしわっしと左右に揺れてるさまが なんか笑える。
こんなんで風がおこってるとは とても思えないのだが、これも南国情緒でしょうか。
2Fから洩れ聞こえてくるのは ジャズの調べ。
ライブ演奏もおこなってたのだが、そこの席はいっぱいで取れなかったのよ。
もっとも この席、比較的静かで みんなでゆっくりお話が出来て グッドでしたわ。
ラッフルズホテルには大きなショッピングセンターが同居してます。



我々が行った深夜には 当然閉まっていましたが、
右の後ろに見えるのは そのショッピングのアーケード。
ウィンドのディスプレーを観ながら 歩くだけでも楽しいですね。
ブランドショップはもちろん、
アンティークショップやザッツ・土産物店って感じのショップもありました。



参考までに。
シンガポールスリング:レシピ
ドライジン・・・・・・・・・・・・・・・・45ml
チェリーブランデー・・・・・・・・・・20ml
レモンジュース・・・・・・・・・・・・・20ml
ソーダ水・・・・・・・・・・・・・・・・・適量
スライスしたオレンジ、レモンなど

7.身近なリゾート・アイランド セントーサ島

シンガポールのミニリゾートアイランド「セントーサ島」に 行ってみました。

うしろにあってもせんとうさ、、
船を漕ぐのは船頭さん
500頭+500頭は、、、?1000頭さ
(ってしつこいってば!)
の セントーサ
この島は、シンガポール本島から800mの距離にあって、
東西の長さが4キロ、南北は1.5キロのレジャーアイランドになっています。
ここへは こんな空中ゴンドラで渡っていきます。
高所恐怖症の人は お尻の下がザワザワすること請け合い♪






見える景色をレポート中


中国風の庭園も上から望めまぁ~す



島の入り口では こんな大きな龍が お出迎え

あれっ?  ぴーひょろぴーひょろ♪笛の音が聞こえてきた、、、と思ったら!



あっというまに 大蛇に巻き付かれていた小川!
冷静を装ってレポートしてますが、実はそうとうビビッてます。
まず重い!ひんやり冷たい!!
首の部分の鱗をどんどん後ろにずらして ピロピロ舌の出てる口が手元に来た!
ぐぎゃぁぁぁ 怖いよぉぉぉぉ~~~~!!!
それで、ぎゅっと首をつかみ、
蛇太郎のヤツは ますますいやがって暴れる、、という悪循環。
はずしてもらっても、しばらくショック状態が続いた小川であった。。。

私も行った、シンガポール最大の熱帯海洋水族館、
アンダー・ウォーター・ワールド」があったり、
アジア最大級のプールがあったり、植物園が合ったり、昆虫博物館があったり、
ピンク色をした珍しいイルカのショーが見られたりと、
島全体が、楽しいアトラクションになっている感じ。
アンダー・ウォーター・ワールド











エイやジュゴンも泳いでいたし、入ってすぐの触ってみようの水槽では
私、サメにタッチしてしまいました
確かに、、、、鮫肌でしたねぇ~


そして、この「セントーサ島」で一番目を引くのこれでした



「マーライオンタワー」



マーライオンタワーの屋上からはシンガポール本島の摩天楼が 美しく望めます



まるで スペイン バルセロナのガウディ公園のようなタイル細工の噴水
カラフルです。ときおり ぴゅっと水が飛びます。
油断してると、、、ぴちょっと濡れます



シャングリラホテルグループのひとつ
ラサ・セントーサ・リゾートで昼食
ここのバイキングは 絶品の味です デザートも充実してたなぁ
いつでも どんなときでも タイガービールは欠かさない

さて。セントーサ島で一番心に残ったのは 実はここでした。
イメージ・オブ・シンガポール


ここは、14世紀から20世紀までのシンガポールの歴史と民族を、
蝋人形を使って紹介している博物館。



ラッフル卿がやってきて 島のスルタン(王様)と島の借地契約を結んでいる様子



シンガポールの国花の蘭を 自宅の庭で初めて発見したという女性の蝋人形
それにしても デパートのマネキン人形のノリなんだよなぁ、、、

19世紀に、シンガポールを自由貿易の街として発展させた歴史は
蝋人形の展示でよくわかります



人力車夫です このへんまでは和気藹々で見学の我々

ラッフルズ卿や、この国建国の父、リー・クアン・ユーについても
詳しく取り上げられていたけれど、
それ以外に、私たち日本人が避けては通れない、心の痛いブースもあったのです



     シンガポールは太平洋戦争のころ日本の占領下にありました。

      1942年の2月に、日本軍はシンガポールに総攻撃を開始。
      イギリス連合軍に無条件降伏を認めさせ、占領しました。
      日本軍は、満州侵略の時に中国側に協力した、
      シンガポールの中国系住民に 激しい敵対感情を持ってました
      だからこの時、18歳から50歳までの中国系住民を、
      この「セントーサ島」に集めて、一斉に射殺したのです

      その数は、5千人とも、5万人とも言われています...



戦犯として 軍事裁判にかけられている日本軍上層部の様子



ところどころに日本語での説明も掲げられていて その表現は このように婉曲話法で 
じつにさらっとしたものなので あらそんなに憎しみを感じていないの、、?
と思いきや 英語のほうでは、、、、よく読むと、、、かなり陰惨な描写が。

この「イメージ・オブ・シンガポール」の展示の2/3が
日本軍の占領のことで占められており
見終わってしばらく重苦しい気分になりました。

戦争を 被害者の立場から反対を唱えがちな日本人、いや世界の誰もがですが、
加害者であった事実もやはり認識しなくてはと 今さらながらに思います。

シンガポールの人々の 日本人に対する複雑な思いを感じる場所でもあります。

観光、リゾートの観点ばかりでなく
シンガポールに行ったら 必ず訪れてほしい場所が
ここかな、、と 小川は 思いました。



日本の生徒から贈られてきたという千羽鶴の展示が ちょっとホッとさせられ。。。

8.まぁ!ライオンよ!! マーライオンがいっぱい♪

 

シンガポールと聴いて、真っ先に思い浮かべるものは何でしょうか?
まず「マーライオン」かなぁ

♪マーライオン 手玉に乗せる 小川もこ





白いライオンの口から、水がジャ~~~ッ…。

このマーライオンって、いったい何なのでしょう???

★マーライオンについては、2つの伝説があります。

1つは、現在のインドネシア・スマトラにあたる“シリービジャヤ”の王子が、この土地を訪れた時に見たという、夢物語…。
“白いたてがみを持った獅子のような動物”が夢に出て来たとか。
その動物の下半身を、海を象徴する魚にしたのが、マーライオンのはじまりと言う訳。

★もう1つは、遠い昔、暴風雨に襲われた時、ビクビクしていた村人の前に現れ、大荒れの海と戦い、それを沈めた巨大な生き物の姿が、このマーライオンだった、、という伝説。

この伝説に基づいて、国の繁栄を願った当時の首相、リー・クアン・ユーが、作ったのが、マーライオン像。つまり、シンガポールというこの国のシンボルといっていいのです。

★この国には、なんと3つもマーライオンがあります。
1つは、街の中心部「マーライオン公園」にある、元祖マーライオン。身長は8mで、人の良さそうな顔をしています。

2つめは 元祖マーライオンのすぐ後ろにある、ミニマーライオン。噴水の真ん中にあって、身長は2m。赤い目。

元祖マーライオンを、ちょっと違った見方がしたくて、海から見ることにしました。
3つめは「セントーサ島」にある、マーライオンタワー。これは大きい!身長37mで、中にも入れます。顔も、他の2つに比べて勇ましく、ちょっとイカツイ感じです。だからかなり遠くからも見る事ができる。
そして、この「マーライオンタワー」からも、かなり遠くを見る事ができる。足元の入り口から中に入って、エレベーターで上に上がる。そこから階段をワンフロアー降りると、マーライオンの口の中の展望台。ワンフロアー登ると、頭の上の展望台に出ます。


マーライオンの年齢っていくつだと思いますかぁ?
元祖マーライオンが出来たのが、30年前の、1972年9月15日。つまり30歳になったばっかりなんです。そして、30歳になった、この前の9月15日、ちょこっとだけ場所を移動して、新しく生まれ変わりました。


★海に向かって立っているので、今までは「マーライオン公園」に行っても、後ろ姿だけしか見る事ができなかったのです。だから、正面が見たいのなら、対岸に行くという感じだったのね。でも今度は、マーライオンの正面海側に遊歩道が出来て、すぐ前からも見る事ができるようになりました。ちなみに、ミニマーライオンも、一緒に新しい場所に引越ししていますよ。忘れずに見つけてね。


これが元あった場所 台座だけになってしまったところを工事していました

9.ドリアン型の新名所 エスプラネード・シアター



マーライオンの30歳の誕生日と引越しに合わせて、
今年のシンガポールは、お祭りムード一色になっていますが 中でも特筆すべきはこれ
マーライオンの対岸に、10月12日、「エスプラネード・シアター」という大ホールがオープン!!
このホール、見た目からすごいインパクト! 大迫力なんです

 

→本物のドリアンと見比べてみて♪
★ハリネズミみたいにトゲトゲの外観!つまりドリアンふう。
よく見ると、1枚1枚の三角のトゲはアルミ板で、その数2つのホール合わせて7000枚。
空の光が、アルミ板に反射して、中に差込むのでとても明るくなってます
また、アルミが熱を反射して中に入れないので、すごく涼しい。
一年中が夏のシンガポールにとって、最適の工夫がほどこあされているんですね

★シンガポールで、最大の施設が誕生です
最先端の音響システム(マイクも、アンプも使わずに、生でその音を伝える事ができる)があるオペラ・コンサートホールと、演劇、ダンス、ミュージカルなどをおこなうシアターの、2つの大ホール
他にも、小さなホールシアターが、外に2つ、中に2つもあります。

★ここで、来年2月までオープニングフェスティバルとして、毎日、いろんなイベントが行なわれます。
10月12日からの3週間は、6つ合わせて600ものステージが!
ニュージーランドの有名なオペラ歌手、キリテ・カナワのコンサートやブロードウェイのミュージカル「シング・イン・ザ・・レイン」もあるんですよ♪
中は撮影禁止だったのですが、ロビーに世界中の人の髪の毛を集めて作った、世界の国々の国旗の巨大なタペストリーがありました。これ、ちょっとグロテスク、、、って感じちゃったなぁ。

★ホール以外にも、ショッピングセンター、レストラン街、オペラ・演劇などのアート本が充実している図書館もあります。

★シンガポール最新の近代的なホールで、芸術鑑賞 … 新たなデートスポットとしても愛されそうですね。


外の景色を見ながらレポートしてます



上から見下ろすと こんな休憩所が。ヨットやカモメをイメージした日除けが
ウォータ-フロントでくつろぐ人々の憩いの場を提供してます



クラークキーを出発したボートクルージングでも ドリアンちゃんの近くまで行きました
まさにドリアンが2個、置かれているようです



クルージングで乗った船のナンバー



水際にそびえ立つ 摩天楼は シンガポールならではの光景

10.日本へ向けての生放送  2012/9/12



朝9時半 まずは 地元のFM局「ハロー・シンガポール」にゲスト出演
パーソナリティーの うすいしょうこさんと かなり深い話もさせてもらいました
数時間後に「日本へ向けて生放送をするよー」と言ったら、伝言メッセージも届きました



そして迎えた日本時間の午後1時 シンガポールではお昼の12時ジャスト!
ヒルサイド・アヴェニューinシンガポールのスタートです。
アシストしてくださるのは 元FM秋田アナウンサーからフリーアナとして
NHK全国放送などで広く活躍してきた うすいしょうこさん
ふわっとした語り口がとても魅力的です



アーティストゲストはシンガポールで人気のロックバンドボーカリストのフランシスさん
日本語が とってもうまくて、ハロー・シンガポールのDJも務めています



そして シンガポールで働く日本人代表として
シャングリラホテルグループの3つのホテルから
精鋭のメンバーお三方が 登場してくださいました



世界一人気のあるホテルで さらに快適なホテルライフを提供すべく頑張っていらっしゃる方
トレーダーズ・ホテル
Sales Manager
外間祐子さん
シャングリラ・ラサ・セントーサ・リゾート
Senior Sales Manager
永江朋子さん
シャングリラ・ホテル・シンガポール
Director of Sales
河野高士さん

仕事ができる人って 発するオーラが違うのよ お三方に また是非お会いしたいです



現時時間午後2時55分 無事生放送終了
日本から応援にかけつけてくださったリスナーの皆さんと記念撮影
みんな仕事をなんとかやりくりして遠路はるばる ほんとうにありがとう!

11.街角で



初日取材開始前に まず政府観光局に訪問 アポイントの会議室に向かう前
中庭で こんなオブジェを発見!
地元原住民の昔の食事風景とか 右側のおじさん、、
なにも椅子の上でその格好をせんでも、、と 軽くツッコミを入れつつ



政府観光局の優秀なる女性スタッフと
中国系シンガポーリアンの彼女は もの凄い早口の英語(!)=シングリッシュで
いろいろ親切にアドバイスを下さいました



ザ・ブームの唄う「島唄」の歌詞に登場する花を発見!
♪でいごぉ~~の花の咲く~~♪の「でいご」ですな



二度の戦争で命を落とした戦士を慰霊する塔
裏側が太平洋戦争の年代が刻まれています
日本も関与した戦い   黙祷。



宝石城、、という名のジュエリーショップ
高いものは素通りして 小川の強すぎる部分を抑えてくれるという
ピンクの石のブレスレットを購入 約3500円なり



夜の街の観光は シンガポール名物
サイドカー付き人力自転車「トライショー」でどないしよぉーと言いながらトライしよー♪

おじさんが必死にこいでくれるのはいいのだが、真横をビュンビュン車や大型バスが飛ばしていく
大都会シンガポールの大通りを走っているときは 実にスリリング、、!



中国系、マレー系とならんで インド系の人々も多く住む町
ヒンズー教寺院が 夜はライトアップされていて綺麗でした

昔は市民の重要な移動手段として活躍していたトライショー。
今は、タクシーに変わってしまったので、観光向けに残っているだけですが、
結構、夜の裏のシンガポールを走ってくれてエキサイティングです。
高層ビルから朝まで明かりが漏れるといった、人の手で作られた近代的な表の顔と違って、
そこには、血の通った人間の姿がありました。


シンガポールを旅する人が必ず歩くのが、オーチャードロード。オーチャードとは、英語で果樹園の事。そう、この辺りは、かつてナツメグなどの果樹園が広がる、のどかな場所でした。でも、今ではそんな面影なんて全くありません。東京の銀座や、ニューヨークのハワイで言えばワイキキみたいに、観光都市シンガポールの顔ともいえる、一大ショッピングエリアになっています。

この観光都市計画を進めたのが、あのマーライオン像を作った、リー・クアン・ユーという人物。

★一代で大企業を築いた人はいるかもしれませんが、一代で先進国家を作り上げた人は、世界広しといえども彼だけかもしれません。シンガポールの初代首相が、このリー・クアン・ユー。1965年のシンガポールの建国から1990年まで、なんと25年にもわたって、この国の首相として君臨してきた、シンガポールの生みの親です。

★何の天然資源も無く、水や食料すら自給できない、赤道直下の小さな島を、奇抜なアイデアで、しかもわずか20年余りで、近代的な国際観光都市に育て上げてしまいました。
「資源の無い狭い国土で、国民が快適に暮らすにはどうしたらいいのか」を、国民と一緒に汗水を流して考え、実行し、今のシンガポールが出来上がったのです。

★具体的にどうしたのかと言うと、観光都市、国際会議都市、物流中継都市、金融センターとして身を立て、外国人旅行者や外国企業を、たくさん迎え入れたのです。
また、その為には、清潔で安全な街にしないといけないということで、ごみのポイ捨てなど街を汚す人は、厳しい罰金システムを導入しています。でも、厳しい罰金で得た収入を 素晴らしい空港やほとんど無料に近い高速道路網の整備に使っている点は、道路公団の民営化問題に沸く日本が 見習っていいところかも。

さらに「バイリンガル政策」として、多民族社会の中でいろんな言語が使われていたものを 国民全員に英語を使う様に促したのです。この政策からたった20年で 子供からお年寄りまで、みぃんな英語が使えるようになりました。すごい。。。

多少 中国語なまりで、活用も簡易な「シンガポールふうイングリッシュ=シングリッシュ」ですが、国際社会の最先端にたつためのツール=世界共通語としての英語を皆会得している。日本の方法論は どう間違っているのだろうか。。。

そんな近代化の流れの中で、かつて果樹園だった所は、一大ショッピングセンター「オーチャードロード」として生まれ変わったのでした。

★結果、規則には縛られているけど、国民の生活は裕福になって、みんな万々歳!!
首相の座を退いた今でも、リー・クアン・ユー様々なわけです。それもリー・クアン・ユーとシンガポール国民が ずっと重ねてきた努力の結果…。まさに、国の構造改革 我々も見習いたいものです。「国家」と「国民」の関係を考える上で、シンガポールというのは非常に面白いところだと つくづく思いました。


夜のオーチャード・ロードを歩いていたら
中国雑伎団の大道芸で沸き立つ一角に遭遇
台の上には筒 その上に板を渡して 前後に揺れながら
頭上のボウルに次々と器を重ねていく芸に
観客から拍手喝采のシーン ときどき失敗するのもご愛敬♪



あぁ、、、観てるだけで身体のふしぶしが痛くなるよな 超軟体少女

後ろのMid-Autumn Festival という文字は ずばり「中秋の名月」のお祭りです
中国のお祭りを ことさらに重視するシンガポールらしいですね



これが 今回のYAJIKITA取材 ならびにヒルアヴェ生放送のため
シンガポールへ向かったスタッフ一同
うしろの文字が嬉しくて 出発前の成田で記念撮影



ブーゲンビリアが咲く 美しい国 またゆっくり訪れたい。